念願の、邪魔にならず、ごみにもならない、アメリカ製の強化ダンボールでつくった本棚の見本出来上がりました。絵本タイプ・読み物タイプ・新書タイプの3種類です。絵本タイプでは150冊ほど入ります。クレヨンハウスの「ＨＵＧ＆ＲＩＤＥ」からお送りいただいた絵本を収納してみました。ちょうど、３箱分が入りました。
子どもの本を５～６万冊お送りになった？大手出版社の団体の方々その本たちは送られた先でどうなってるのかおわかりですか？(お送りになった小学校から本棚がほしいと連絡が入りました。間借りしている学校に迷惑をかけているのでと。）お送りになった本の半分分でも結構ですので本棚送りませんか？ご連絡お待ちしています。
個人のかたからのご寄付もお受けしています。｢本棚プロジェクト」の案内をご覧下さい。
「こどもとあゆむネットワーク」ＨＰにあります。http//www.ayumunet.jp/
本棚は、見た人から個人的にほしいので売ってほしいと申し出があるほど、めんこく出来ました。

「ともだちプロジェクト」主宰の中川ひろたかさんが、レコーディングのため仙台に入ると聞き石巻市のはまなす保育園に冷蔵庫と炊飯器とござを届けながらミニミニコンサートを保育士さんにしてもらいました。所長さんが｢みんな中川さんに会いたかったのだが、土日しか家の片づけができないので、半分ぐらいしか・・」とぽつんと言ってました。お邪魔したのが土曜日のお昼ごろでした。ほんとに多くの方が被災しています。「それでも、私達仕事があるだけいい。」と言う保育士さん。｢ほんとに何もない」と何回もおっしゃっていた別の保育所長さん。
毎回僕らは何ができるのだろうとの思いで帰って来ます。

二日後、亘理町の荒浜児童館にテレビとDVDプレーヤーをお届けし、以前にカプラを届けた荒浜保育所と吉田保育所に寄ってミニコンサートをしてもらいました。

毎週金曜日、横田やで行っていましたおはなし会、「おはなし金ようび」、店の２階で行っていましたが、まだ、余震が気になりますので、1階の店の中で再開します。11：30～です。対象は2･3歳、参加自由、無料です。

杉山亮さんと、石巻市立雄勝小学校（河北中学校に間借り中）と石巻市立橋浦小学校に本をお届けに行って来ました。雄勝小学校では、杉山さんに「おはなしライブ」も5時限目にしてもらいました。橋浦小学校には津波にあった別の２校が間借りして、同じ校舎で3校のこどもたちが学んでいました。両方の小学校で校長先生から地震当時の話を伺いました。雪がちらつく中、山越えしての避難の話。「まるでドラマを見ているようだった」という校長先生の言葉。同じような体験をした子ども達。彼らの心の中はどうなのだろう。ときほぐされるには、まだまだ時間がかかるでしょう。近日中にまた本を持ってくるとお約束し、三階建ての屋上を水が越えたと言う吉浜小学校を見て帰って来ました。（裏の山に避難して無事だったそうです。）