このブログをみて、｢こどもとあゆむネットワーク」にご送金くださった方、ありがとうございました。また、パソコンを探してくださったＡさんありがとう。絵本を届けた先で、できれば本棚もあれば、との話も聞きました。そうですよね、せっかくの絵本たち、ただダンボール箱に入れられているより本棚に並んでいたらステキですよね。資金が集まりましたら、可愛い本棚も届けたいと思っています。日々状況は変わっています。僕が見た限りでは、小さい子を持った人は、避難所より個人避難(親戚・知り合い等に避難）の人が多いです。避難所には結構物資が届いているのですが、それが個人避難の人たちには渡らないとの問題が出始めています。少しずつ顔の見える関係で渡せるルートを作っていきます。繰り返しますが、長期戦です。変わることなくご支援よろしくお願いいたします。

全国から、送られてきた本を手渡す｢保育園｣向け、「児童館」向け、｢小学校」向けなどに仕分けをしています。大変な作業を手伝ってくださっている皆さんありがとう。なかには、どこに届ければいいのかな？と思える本もあります。お送りくださった方にとっては大事な本だったのかもしれませんが、もらった子どもは？。明日、今週の月曜日から保育が始まった石巻の保育所に絵本を届けてきます。

何箇所か歩いてみて、今子ども達にとって大事なのは、保育所・幼稚園・児童館など、今までと同じ日常の場が、当たり前に動くことだと確信しました。それらの施設はみんながんばっています。たとえば、亘理町は５保育所中２保育所が被災使用不可。山元町は３保育所中１保育所が被災使用不可。石巻市の旧市街地は１３保育所のうち５保育所が使えそうで８保育所が難しい。このようななかで使用可能な保育所に子どもを振り分けたり、空いている施設を使ったりしての保育を始め様としています。実際は、保育すべき子どもの数も確定しにくい状態なのですが。絵本は皆様からお送りいただいた本でかなり十分渡せます。しかし、保育用品は圧倒的に不足しています。積み木や木のおもちゃはみな流れていってしまいました。今必要なニーズを集めています。そのなかには、パソコン・コピー機などもあります。「こどもとあゆむネットワーク」に募金をお願いします。数日中にＨＰ立ち上がります。(銀行口座：七十七銀行仙台市役所支店：普通：5334471：こどもとあゆむネットワーク）

一昨日、気仙沼に行ってきました。個人で｢絵本」｢子ども服」などを渡していただける2箇所に届けるのと、現状をお聞きしに。｢図書館」は、丘の上なので建物は被害を受けなかったので貸し出しはできていないが館内の閲覧とネットの使用ができるようになっていました。でも、移動図書館車は津波をかぶり、本は全滅でした。保育所の事を聞きに「福祉事務所」に行き保育士さんに話を聞きましたら、福祉事務所自体が水をかぶり、今まず必要なのは、保育所を立ち上げるためのパソコン・コピー機・ファックスなどのインフラだそうです。次に行った幼稚園は、２園の内１園が流され１１日から大丈夫だった園で合わせて保育を始めるとのこと。もって行った子ども服７ケース分と絵本３００冊ほどを園児に渡してもらうように置いてきました。幼稚園の先生達自身も被災なさっている方がほとんど。帰り際、２名の先生に僕の短大での授業を受けたと言われました。恥ずかしい。

明日天気が悪そうなので、エスプさんのご好意で館内の通路で行います。遊びに来てください。