福島県境の亘理町・山元町に行ってきました。両町には保育所が８箇所あるのですがうち３箇所が津波にあってしまいました。幸いなことのこどもたちは無事、亘理の荒浜の保育所は近くの小学校の屋上に避難して助かったとか。今でもすごい風景なので子どもたちはどんなにか怖かっただろう・・。両町では、津波の被害にあわなかった保育所・児童館を通して子どもたちに届けるルートができました。避難所で活動している保育士の方にとりあえず持っていったおもちゃと店にあった「こどものとも」などをお渡ししてきました。

仙台から被災地の子ども達に｢絵本」「おもちゃ」｢文房具」を届けるルートをつくつつあります。出来次第、仙台の受け取り先をお知らせします。ただ、個々人でお送りいただいても、こちらで整理しきれません。ぜひ何人かのグループで集め、仕分けし、ご連絡の上お送りいただくようになります。いまのところ宅急便は、営業所止めです。僕のほうから営業所まで行く車のガソリンすらない状態ですのでもう少し待っていてください。

被災地近くの保育所などと連絡が取れ始めました。僕のところへお送りいただいた支援品を仙台で集積できる場所も少しづつですが確保できて来ました。あとは、現地への輸送手段です。いま、NPO諸団体でルート作りを行っていますが、ガソリン事情が悪く難航しています。僕もなんとか足が確保できそうなので手持ちの支援物資を持って石巻まで近日中に行ってきます。

仙台の地にいても、被災地の子どもたちの生の情報はまだ入ってきません。なにせ、みんな車を動かせないので。各地の知り合いから子どもたちが必要な物を送りたいと連絡をいただいてますがもう少し待ってください。いま貴重なガソリンはもっと切実に必要としている人へまわす必要があります。また、宅配は仙台の営業所止めで1週間～10日で着くようですが、営業所までとりに行かなければなりません。現在のガソリン事情はは丸1日並んで2000円分買えればよいといった具合です。これも、今週中には少し変わると思うのですが。
子どもたちに、絵本・文具・おもちゃを届けるルートを近日中につくりたいと思っていますので、もう少し待ってください。

皆様にご心配をおかけしましたが、築百四十年余の横田やの建物は、今回の大地震に耐えてくれました。中の商品はもちろん落下しましたが、地震時にご来店のお母さんと子どもと女性の3名と私(横田）は、中心の柱のそばで5分を越える揺れと木のきしみ音の中怪我もせず無事でした。
店のある北山地区は岩盤が丈夫なのか、一般住宅に大きな被害はありませんでした。寺社には本堂の一部が崩壊したり大鳥居が崩れたりしましたが人的被害は幸いなことの出ていません。
しかし同じ仙台でも海岸地区は本当に大変なことになっています。
横田やの営業は、24日より開店できるよう準備しています。